2008年10月29日水曜日

YMCK SONGBOOK - songs before 8bit -

昨日、久しぶりにヴィレッジヴァンガードに行く機会がありました。
そこでYMCKのアルバムを見つけました。

YMCK Official Web Site - Discography

今回のアルバムは「YMCK SONGBOOK」という、カバーアルバムです。
ファミコン以前の名曲・・・ということなんですが、半分ぐらい知らない曲だったりします。
しますが、それはそれでいろいろと衝撃を受けました。

知ってる曲は知ってる曲で歌いやすくなっていてこのままカラオケに入ってくれないかなーとおもってしまったり。

もっといろんな曲をカバーしてほしいです。「木綿のハンカチーフ」とか「まちぶせ」とか。

2008年10月24日金曜日

若い芽は何もしなくても枯れる

無茶を言う人の話、その後。

これはがんばっても難しいんじゃないか? といういわゆる無茶をフタコトめに「契約」「不履行」などという言葉をチラつかせて、やってくれないとヤバいよ的空気に追い込まれたわけですが、というのがこれまでのお話。

今日になって、スケジュールがさらに押してきたのでチェックが入った。
その当人は、この前は追い込んだつもりは無いという空気で出していた。
結構方々から叩かれていたのを見ているので、こちらからすると硬い言葉が尖って聞こえたわけです。

で、結局、その無茶はやっぱり無茶だったのだけど、それはなぜか? という原因探しをすることになった。
犯人がいる部屋で。

このプロジェクトが煙を出しているのは、若いのに頭の固いリーダが原因だと思う。
あと、それをこんなになるまで放って置いてヘラヘラしてるえらい人。
探すべきは原因と犯人だろう。
が、えらい人の訊き方にノセられてしまったのか、挙げるべきは犯人だと考えずにこれまで悪かった開発工法を振り返ってしまった。
半年前の時点では口うるさくアレコレやり方を改めるべきという話をしていたのだけれど、件のリーダに却下されることに疲れてしまって黙るようになっていた。

となると、過去の正義感は過去のもので、今だんまりを決め込んでいるお前にも原因あるんじゃないの? という流れになってしまう。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉のように改善活動が実を結ばない場合は「悪文化を作った一員」になって(されて?)しまう流れは不本意だ。
# けれど、それに気づけたのは収穫・・・とでも思っていないとやってられない

結局、改善をあきらめてしまった自分はそこで試合終了だったんだよ。ということになってしまった。
# 引き上げが決まっているので、これ以上のペナルティは無いけど

話の席が解散になり、「負けても諦めても賊軍か・・・」とひとり反省会をしていてなぜそうなったかを紐解いていくことに考えが及んだ。
半年前に提言していた改善が実を結んでいれば・・・。
それはなぜ実を結ばなかったのか?
ことごとくリーダに却下された自分の説得力の無さが原因なのだけど、それを少し棚上げして、リーダが本当に頑固とかエンドユーザにせっつかれ過ぎて面倒を増やしたくないと思っていたとしたら。

自分はよくないことを人のせいにすることができない。
自分に原因がありそうなよくないことがあったとき、自分に落ち度は無かったかと考える。
他の人は無条件に悪くないとしておく。それが美徳だと思っているから。
・・・なんか美徳じゃないのかも。と思うようになってきた。今回の一件で。

ただ、時として責任がある人物を名指しするという行為は、悪意ある責任転嫁の手段になってしまうのではないかと考える。できることならしたくない。

このリーダ、確かに半年前にいろいろ追い込まれて「バグでも変更でも黙って対応しろ」という暴挙を繰り出していたけど、今も状況があまり変わってない。
今から槍玉にしても、後からばれてもきっと枯れる。
今よりカサカサになるぐらい枯れる。
年寄りの話は聞くものだ、と思っている(すこし根に持ってる)のだけど、早めに頑固さを棄ててお医者さんに行くようにしたほうがいいと思う。

2008年10月10日金曜日

コードに魂を。振る舞いに愛を。

仕事で子供染みた焚き付けに見舞われた。
一年以上前からダラダラと赤を出し、それでもなお続けられていた案件。
自分が参画したときには、システムの事も、そのシステムを構築するプログラムの開発環境のこともよくわからないまま開発をする先駆者たちがいた。

半分いなくなって、補充されたけど。

自分はコードが読めた。幸か不幸か。
おかしいところがたくさん目に付いた。

直さないのか? 先駆者の力量は充分あると思っていた自分は聞いてみた。
おかしくは無い、いまある姿があるべき姿。
先駆者のリーダはそういった。

アレしてコレすると落ちてしまうのも? ここの実行速度について改善要望が来てるのも?

開発は進み、客先での仮運用が始まった。
不具合報告に混じって仕様変更の要望と思われる指摘が飛んでくる。
リーダは「対応する」と言った。
裏側から透かしても仕様変更と思われる文面を指差し、本当にやるのか? と聞いた。

「言われた事は全部やる。バグとか変更とか関係ない」

誰も戦う気がない。いい物を作ろうという思いが微塵も無い、それがこのチームだった。
このほかにも、提案と却下の繰り返しを何度かした。
「なんでそんな難しい事をするのか」と言った顔で嫌がられることが続いたので提案も止めた。こっちが疲れてしまう。

さて、冒頭に書いた「炊き付け」の件。
長い間放置しておいたプロジェクトにエンドユーザからクレームが付いた。
また納期を破るつもりか? これまで当然のようにスケジュールに収まらない仕事をしてきたチームに業を煮やした結果だ。
それに驚いたえらい人が自分を呼びつけて言った。

「外注の君には、今月中に今から言う機能の回収を完成させて、引き上げてもらう。これぐらいのボリューム、できるはずだ」

できなくは無いのだろうが、突然の事で驚いた。
引き上げの話は営業から聞かされていたが、最後にこんなことが待っている事は予想できなかった。

「見事にやってくれたなら、君はヒーローとして去ることができる」
できなかったら、対価に見合わない仕事しかできなかったと判断する。要するに給料泥棒呼ばわりだ。
技術者のプライドに揺さぶりをかけられているような気分。いい気分ではない。

先の提案と却下のやり取りで疲れていたところに引き上げの辞令。
その上に「君ならできる」なんて持ち上げと揺さぶり。

苛立ちはあるし、プライドもある。
期待通りヒーローになる事を目指して仕事はするだろう。
結果は保証できないけど。

だけど、これは最悪の仕事だと思う。

とある人の言葉を借りるけれど、この案件のコードには魂がない。
物を作るものとして、解せない部分と戦う姿勢がない。
人が使うプログラム。アプリケーションを作る事が好きであるなら、そのアプリケーションの振る舞いの取り決めに愛をこめて向き合うべきだ。

顧客の要望が最終的に正しいものであるかも知れない。
しかし、その結論を出すまでの磨き上げを放棄してはいけない。
顧客の決めた仕様にも荒削りな魂があるかもしれない。
磨き上げて、共にいいものを作るべきだ。

この仕事が終わったときに、「なんだこの暑苦しいエントリ」と笑って読み返せる事を願って。